マスクによる口呼吸でトラブル多発!

 

f:id:sukanena:20210331081719j:plain

 

4月に入りますと、いよいよ高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まりますから、ウイルス感染によって亡くなられる方は減少すると考えられます。

 

しかし、一般の方への接種はもう暫らく先とのことですから、マスクを外せない状況が続くでしょう。

 

このマスクですが、感染を防ぐ意味から言いますと非常に効果の高い防護策となりますが、様々なトラブルの温床にもなっているようです。

 

まず、マスクを着けることで生じる事柄を見てみますと、次のようになるでしょう。


・暑い

・蒸れる

・メガネが曇る

・耳が痛い

・肌荒れが起こる

・肌がかゆくなる

・息苦しい


こう言ったことがマスクを着けることで起こってきていますが、取り分け女性の頭を痛めるのが肌トラブルと言えるでしょうね。

 

肌トラブルとして認められるのが吹き出物ができるようになった、肌が赤くなった、湿疹ができるようになった、痒くなった、と言った事になります。

 


このようなことは口をマスクと接触して覆いますので、当然のトラブルと言えば当然なのですね。

 


また、マスクを着けることで頭痛が起こることもあります。

 

これはマスクを着けると、自分の吐いた二酸化炭素を再び吸うことになり、酸素不足になることで頭痛が起きてきます。

 

さらに、マスクの内側は体温よりも高くなることにより、口腔周辺の血流量が増加してきます。き、片頭痛が起こってきます。


こういったトラブルは、新型コロナが終息するまで続くと考えたほうが良いですから、先の長いトラブルと言うことにもなるでしょう。

 


マスクは肌と触れることでトラブルが起こると記述致しましたが、他の原因でも厄介なトラブルが発生します。

その原因とは口呼吸になります。

 

 

鼻呼吸の代わりに口呼吸!

マスクを着けますと鼻呼吸がし難くなります。

 

鼻の穴は二つありますが、小さい穴ですからマスクを着けると鼻呼吸がスムーズに出来なくなります。

 

そして不足した空気を取り入れるために口を開けての口呼吸が無意識のうちに行われてしまいます。

 

・・・と言うことは、鼻がしょっちゅう詰まっている子供などは、鼻呼吸ができないので口呼吸で酸素を体内に取り入れていると言うことになるでしょう。

 


この口呼吸ですが、実に多くのトラブルの原因にもなっているのです。

 

 

口呼吸でトラブル!

・口呼吸で感染症

 

鼻呼吸の場合、鼻で空気を吸いますが鼻の内部には鼻毛や線毛、粘膜などがあり、これらが空気に紛れ込んでいる塵、埃、細菌と言った異物を取り除いてくれます。

 

ところが口呼吸の場合は、空気の中の異物が取り除かれずに肺にまでたどり着いてしまいます。

 

つまり、口呼吸をする方は風邪を引きやすかったり、その他の感染症にも罹りやすいと言うことになるでしょう。

 


・口呼吸で虫歯、歯周病

 

口呼吸をしていると口の中が渇きやすくなります。

 

外気が口の中を引っ切り無しに出入りしますから、乾燥しやすくなります。

 

鼻呼吸では、唾液の分泌によって口の中が潤いますから、乾燥することはありません。

 

この唾液ですが、自浄作用が備わっていますので、虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑え込みます。

 

ところが、口呼吸では唾液の分泌も減少してしまいますので、菌は繁殖放題になりますから、虫歯や歯周病などの口内トラブルに見舞われることになります。

 


・口呼吸で歯並びが悪くなる!

 

口呼吸では口を開けている、半開きになっている状態が長くなります。

 

そのような状態では唇の筋肉が衰えることが多くなります。

 

唇と舌が、バランスを取ることで歯並びの良し悪しが決まってきますが、口呼吸の場合では唇の筋肉が衰えてきますから、歯並びが自ずと悪くなります。

 

歯並びが悪くなると、また噛み合わせも悪くなって来ます。

 

 

口呼吸で肌老化!

マスクを着けると肌トラブルが起こると記述致しましたが、実は口呼吸が多くなると肌の老化を早めてしまうようですね。

 

コロナウイルスが広まる前は、お手洗いに行ったついでなどに鏡をチョイチョイ覗くことがありましたが、マスクを常に着けている現在では、化粧の状態は軽く確認するだけになったと言います。

 

それだけ、長い時間着けているマスクを外した時には、変化している顔にギョッとするかも知れません。

 

どうギョッとするのかと言いますと、顔の下部にたるみを認めることが多くなったと言うのです。

 

特に「口角が下がった!」とか、「ほうれい線が酷くなった!」などと感じ、顔全体がたるんだ感じを持ってしまいます。

 

どうして顔にたるみが生じてくるのでしょう?

 


・口呼吸で顔にたるみ!

 

マスクを着けることが多くなるのは、感染を防ぐ意味から言って当然なのですが、マスクを着けることで会話が減少してきます。

 

それだけ顔の筋肉を使わなくなりますから、衰えて行くのが常になります。

 

さらに口呼吸により唇の筋肉も使われなくなって行きます。

 

つまり表情筋の運動が減っている!唇の筋肉も使われなくなっている!

 

 

このようなことから、特に口周辺の筋肉は衰えて行きますから、ハリの無い顔となり、シワと共にたるんだ顔になってしまいます。

 


女性は特に顔がたるむようなことになったら、老けて見られます。

 

コロナが終息するまで、まだまだ時間が掛かりそうですからマスクを外せない状態が続くでしょう。

 

しかし、マスクを外せないからと、何の手も打たないと肌は老化の一途を辿ってしまいますから、新型コロナが感染する恐れがない場所では、極力マスクを外すようにしましょう。

 

また、表情筋を衰えさせないためにガムを噛んだり、電話での会話を多くするようにしましょう。

 

 

まとめ

新型コロナの終息は、あと2~3年掛かると考えると、それまでマスクは着け続けなければならないでしょう。

 

マスクにより、様々なトラブルが発生しておりますから、コロナウイルスが感染しない場所ではマスクを外し、ガムを噛んで口周辺の筋肉を鍛えることができれば表情筋が鍛えられ、唾液の分泌も促しますから起こり得るトラブルの減少に繋がると考えます。