緑茶が新型コロナに有効?
新型コロナウイルスの感染予防ワクチンの接種が、本年2021年の2月中には始まるようなアナウンスが流れてきました。
たとえ接種が始まったとしても、1ヶ月や2か月で国民の全てに接種が完了することは無いでしょうから、この期間は接種通達期間と捉えた方がよさそうです。
そして、このウイルス予防ワクチンが接種されるまでの期間に感染する可能性ある訳ですから、決して油断することなくこれまで通り3蜜を避け、ソーシャルディスタンスを守り、手指の消毒、マスクの着用を守るべきでしょう。
各国で開発されている新型コロナウイルスのワクチンですが、その多くのワクチンは2回の接種で効果が現れて来るようですから、日本では避けられてきた筋肉注射を2回することに二の足を踏む方も出て来るでしょう。
また注射が嫌いな人にとっては、1回の接種で済ませたいと思っている方も少なくないでしょうから、早期に1回の接種で完了するワクチンの開発を願っているでしょう。
さらに、製薬会社ごとに効果の度合いに違いがあるようですから、できるだけ予防効果の高いワクチンを接種したいと思っているでしょう。
また、出来るだけアレルギー反応が起きていないワクチン望まれているのも当然の事です。
過去に自身にアレルギーが認められている場合やアナフィラキシーの心配がある方などは、おいそれと接種を受ける気持ちにはなれないでしょうね。
つまり、アレルギーやアナフィラキシーが生じる危険性のある人はコロナの接種を嫌い、新型コロナウイルスへの感染リスクが高まると言うことにもなります。
世界的に新型コロナの予防接種が始まっておりますが、つい先日には緑茶に含まれているポリフェノールの一種であるカテキンが、新型コロナを無害化すると言う驚きの効果があるとの報告がありました。
予てよりカテキンはインフルエンザに効果があると言われておりました。
つまり、インフルエンザも新型コロナも同類のウイルスなのですから、カテキンがインフルエンザウイルスに効果があるとすれば、新型コロナウイルスに効果が出ることは自ずと理解できるのではないでしょうか。
それでは、緑茶にもいろいろな種類があり、販売されておりますが、どのような緑茶がコロナウイルスへの効果が高いのでしょう?
新型コロナに効果がある緑茶?
緑茶には高級な玉露から番茶まで、いろいろあることはご存知の事と思います。
一般的には、煎茶、番茶、抹茶、玉露、ほうじ茶などを飲まれることが多いと思いますが、インドの大学の研究によればエピガロカテキンガレート(EGCg)と言うカテキンが新型コロナの増殖を防ぐことに有効との報告をしております。
また奈良県立医科大学の研究では、試験管内でお茶とウイルスが1分間触れると、最大99%も感染力を失ったとの報告をしております。
このようなことから、緑茶が新型コロナウイルスに有効なのではないか、緑茶を利用できるのではないかとの考えるに至るのです。
・・・では、エピガロカテキンガレートがたくさん含まれている緑茶はどんなお茶?と言うことになります。
抹茶や玉露にたくさん含まれている感じがしますが、実はよく飲まれている一般的な煎茶にこのエピガロカテキンガレートが多く含まれているのです。
ですから、新型コロナウイルスワクチンが接種されるまでは煎茶を飲んで、少しでも感染リスクを下げられたら良いのではないでしょうか?
煎茶が好きでは無いと言う方もおられるでしょうから、そういった方は飲まないで淹れた煎茶でうがいをすると良いでしょう。
煎茶の淹れ方
エピガロカテキンガレートをたくさん抽出するには煎茶にただお湯を注げば良いと言うものでもありません。
せっかくエピガロカテキンガレートを抽出するのですから、より多く抽出して飲んだ方が得でしょう。
このようなことから、煎茶は次のように淹れるのが望ましいことになります。
●煎茶は高温で淹れる
・飲みやすい温度のお湯で淹れて、早く飲みたいと思いがちですが、そのような淹れ方では大事なエピガロカテキンガレートは良く抽出されずに茶殻に残ってしまいます。
ですから、熱湯で淹れて冷めてから飲むようにするとか、冷たい水を加えて飲み頃の温度になってから頂くようにします。
兎にも角にも、新型コロナウイルスの予防ワクチンが接種されるまでに感染したら、これまでの感染予防対策が無駄になってしまいますから、接種までの期間は3蜜を避けながらソーシャルディスタンスを守り、こまめな手洗いとマスクを着用し、煎茶のエピガロカテキンガレート摂って感染を防いでください。
最後に
世界的に新型コロナウイルス感染予防ワクチンの接種が始まっておりますから、もう数か月で日本での接種も本格的になると思います。
それまではどうか感染しないように・・・
煎茶を飲んで接種を待つと言う流れが一番いいのではないでしょうか?