マスクで新型コロナウイルスを防げるが肌は荒れる?!

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新型コロナウイルスの感染者数も一頃よりは低下しておりますね。

 

それでも時には1日当たりの感染者が200人に達することもありますから、終息に至るまでにはもう暫らく時間を要すると言った感じです。

 

感染者数の低下には、マスクの着用が効果を表した結果と言うことにもなるでしょう。

 

ところが、マスクの着用が一般化してしていることから、マスクに覆われている部分の肌が荒れ始めている、あるいは肌荒れが目立ち始めていると言った声が聞かれるようになっています。

 

ウイルス感染を阻止するマスクですが、肌のバリア機能を低下させる一面もあるようですから、十分注意してマスクを着けなければならないと言うことにもなるでしょう。

 


それではマスク着用における肌へのリスクとはどのようなものでしょう?

肌荒れやバリア機能の低下の他にどのようなことが考えられるのでしょう?

 

マスクはどのように着用するのがベストなのでしょう・・・を記述したいと思います。

 

 

マスク着用のリスク

マスクの着用で肌に何が生じるかを考えなければなりません。

 

次のような事がまず考えられます。

 


・肌が蒸れる

 

・肌が乾燥する

 

・肌が擦れる

 


この3点がマスクをすることで肌に起きてきますが、どうしてそのようなことが起きてくるのでしょう?

 

・どうして肌が蒸れるかと言いますと、マスクをしながら会話をしなければならないので、マスクには唾液が大量に付着します。さらに時には咳もするでしょうし、くしゃみもをすることもありますからマスクの中は体温で暖められた唾液によりグショグショ状態になります。

 

マスクで覆われて肌は高温多湿の状態になりますから、雑菌の繁殖には最適の環境になってしまいます。

 


・どうしてマスクで蒸れ状態になるのに肌が乾燥するのかと言いますと、マスクは1日中装着してはいませんね。

食事をしたり、飲み物を飲んだりすることもあります。つまり、マスクを外した時に肌表面の水分が一気に蒸発してしまうので、そこで肌が乾燥状態に陥ることになります。

 


・肌が擦れるのはマスクをするとすぐに理解できると思いますが、会話をするたびにマスクは動きます。

 

その時に肌を擦ってしまいますし、食事や飲み物を口に入れる時も一時的にますをはずすことになります。その時に肌とマスクが擦れてしまうと言うことになるのです。

このような状況が継続すると何が起きるかと言いますと、肌荒れが起きてしまうのですね。

 

 

 

マスクの着用で肌荒れ

先ほど記述致しましたが、マスクを着けることで肌が蒸れる、乾燥する、擦れるのですが、この状況は肌のバリア機能を低下させてしまいます。

 

バリア機能が低下すれば、自ずと雑菌の繁殖を許してしまいますから様々な肌トラブルが生じて来ます。

 

特に普段から肌が荒れやすい傾向の方、ニキビが生じやすい方は十分注意をしなければさらに肌は悪い状態になってしまいます。

 

マスクで覆った肌に赤みが生じ始まている方、痒みが起きている方は肌状況の悪化が懸念されますから、適切に処置しないと新型コロナウイルスが終息してもマスクを外せないほど酷い肌になっている可能性も否定できません。

 

それではマスク着用時に注意すべき点とは、どのようなものでしょう?

 

 

 

マスク着用時の注意点

先ほども記述致しましたが、マスクを装着すれば蒸れ、乾燥、擦れを避けることは出来ません。

 

つまりマスクを着けている時間が長くなればなるほど肌のバリア機能は低下して行きますから、できるだけマスクを外している時間を保持することが重要になります。

 

ですから、コロナウイルスに感染する恐れが無い家庭などでは、出来るだけマスクをしないことが大切です。

マスクを外せば肌の蒸れは解消しますし、いちいち付けたり外したりしないで済みますから肌とマスクの擦れは少なくなります。

 

もちろん、肌の乾燥もしかりです。

 

 

そして、マスクを着ける時にはガーゼやコットンを挟むようにすると、蒸れた場合には予備のコットンを交換すれば蒸れを防ぐことが可能ですから、バリア機能の低下も最小に出来るでしょう。

 

それでは、マスクを選ぶ時にはどのようなマスクを選び、装着すれば肌トラブルが減少するのでしょう?

 

 

 

肌を荒らさないマスク選び

新型コロナウイルスが蔓延するに従い、様々な素材で作られたマスクが販売されています。

 

もちろん一番重要なのはコロナウイルスを阻止するためのマスクになりますが、女性に優しい、肌が荒れにくいマスクも重要になります。

 

マスクは万人向けに作られていることが多いですから、お顔の小さい方にはマスクが緩いと言うこともあります。

 

その時はマスクのゴムを結んで長さを調節し、ご自分に合うようにしてください。

 

もしマスクがきついと言う場合には、簡単に自作できるマスクもネットにアップされておりますから、それを参考にして作ってください。

 

 

最後に

マスクの装着は新型コロナウイルスを防ぐことに重点を置いていますから、販売されているマスクは肌荒れを防ぐことは二の次になっています。

 

つまり、肌荒れを防ぐにはご自分のマスクを装着した時の肌の調子をよく見て、蒸れや乾燥、擦れが起きないように注意を払うことが重要で、肌荒れが起きた場合には早期に皮膚科を受診した方が良いでしょう。