ストレスは女性の肌にも影響を与える!?

 

現代病の一つに数えられているうつ病ですが、原因とされているのが皆さんご存知の「ストレス」が一番目になり、次に「脳内の変化」、そして三番目が「掛かりやすい体質」と言うことになるでしょう。

 


うつ病になって現れる身体の不調としては、睡眠障害疲労感、倦怠感、首・肩の凝り、頭が重い、頭痛どになります。

 

心の不調としては、意欲や興味の減退、抑うつ気分、仕事処理能力の低下、不安、取り越し苦労などになるでしょう

またうつ病に似た症状を起こす病気もあり、認知症脳梗塞甲状腺疾患、アルコールなどの依存性物質、さらにインターフェロンなどの治療薬によっても、うつ病と似た症状が現れるようです。

 


このストレスですが、どのようなことがストレッサー(ストレスの原因)になるのかご存知でしょうか?

 

まずストレッサーの種類を見てみますと、大きく分けると次の6種類になりますが、どのようなことがストレッサーになるのかをも見て頂きたいと思います。

 


● 物理的ストレッサー
・温熱や寒冷、気圧などの気象の変化

 

● 環境的ストレッサー
・騒音や照明、煙草などの空気汚染、振動

 

● 社会的ストレッサー
・残業や夜勤で仕事が忙しい、重い責任、借金

 

● 肉体的ストレッサー
・病気やケガ、不規則な生活、疲労、睡眠不足

 

● 精神的ストレッサー
・家族などの病気や死去、失恋、挫折、倒産、解雇

 

● 人間関係ストレッサー
・職場や家族、親戚、御近所、友人とのトラブル

 


このようにストレッサーは6種類もあるのです。そして、その原因は実に様々、多岐にわたっているものですから、知らないうちにうつ病状態になったとしても何ら不思議なことではないのです。

 

では、ストレッサーと言う刺激を受けた場合、どのような症状、つまりストレス反応が生じてくるのでしょう?

 

ストレス反応にも種類があり、身体的反応、心理的反応、行動的反応などがあります。

 

 

 

ストレス反応

● 身体的反応
・胃痛や便秘、下痢、咳、頭痛、めまい、腰痛、肩こり、貧血、息切れ、不眠などが生じてきます。

 

心理的反応
・不安や抑うつ気分、イライラ感、気力の低下、集中力の低下、怒りっぽい、忘れっぽい、自信喪失するなどが生じてきます。

 

● 行動的反応
・過食や浪費、作業ミス、事故を引き起こす、遅刻・欠勤が増える、飲酒量や煙草の量が増える

 

 

このようなストレス反応が各ストレッサーによって起こってくるのですが、女性の場合は上記の他にも起こってくるようです。

 

 

 

女性のストレス反応

女性の場合では、ストレスによって肌荒れが起こってくると言います。

 

男性なら、ストレスを感じたりストレスが溜まってきたようなら、お酒を飲んで発散させる方も沢山いらっしゃいます。

 

女性の場合ですと、もちろんお酒で発散する方もおりますが、多くは食べ物、お菓子やスイーツをめいっぱい食べて気を晴らそうとするようです。

 

ところがお酒や食べ物で発散させても良いことはありません。

 

お酒の飲み過ぎはアル中の入り口ですし、脂っぽいつまみも食べることが多い場合でしたら、メタボになる危険もあります。

 

スタイルや肌のお手入れに気を使っている女性でしたら、食べ過ぎ飲み過ぎで肥満の恐れもあります。

 

ですから、飲食以外のストレスの発散する方法を沢山知っていて、実践できる方ほど様々なストレッサーに見舞われてもストレス反応が起き難いと言うことになると考えてもいいでしょうね。

 


ここ数年、新型コロナの影響で外出もままならず、外でのストレスの発散が出来難い状況になっておりますから、うつ病に近づきつつある方も少なくないようですし、肌トラブルに悩まれている女性も沢山おります。

 

ストレッサーが6種類あると記述致しましたが、様々なストレッサーが絡み合って生じたストレス反応への対処が不適切の場合には、うつ病を発症するリスクが高くなると言うことでしょう。

 

ですから、趣味を沢山持っていたりすると、その趣味でストレスを発散し、発散しきれなくなった場合には他の趣味で発散するようにすれば、ストレスに縛られなくなりますから、お酒を飲んで発散することがなくなります。

 

つまりどんなストレスに包まれようと、趣味の多い健康的な生活を送ることができれば、うつ病に罹るリスクが激減するということになるでしょう。

 

知らないうちに肌トラブルが起きた女性なら、ストレッサーを突き止めて対処できれば、新たに化粧品を購入することも無くなるのではないでしょうか。

 

もちろん、夜更かしをしないでしっかり寝るようにし、お酒は適量を守り、間食はほどほどにしながら適度の運動する。

 

そしてバランスの取れた食事することが、ストレスに立ち向かうためには非常に重要だと言うことは、言うまでも在りません。

 

 

まとめ

6種類ほどある大きなストレッサーですが、小さなストレッサー、様々なストレッサーが絡み合ってストレス反応を起こしますので、在り来たりの方法ではこのストレス反応に対処できない状況になっているのが現実と言うことになるでしょう。

 

ですからストレッサーに左右されないように、夜更かしをしないでしっかり寝るようする。お酒は適量を守り、間食はほどほどにしながら適度の運動をし、バランスの取れた食事すると言った自己管理を徹底することで、ストレス反応から解放されると言うことになるでしょう。