赤ちゃん肌になるには腸内の悪玉菌を減らす!

 

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女性のほぼ全員が赤ちゃん肌にあこがれているのではないでしょうか?

 

赤ちゃんの搗き立てのようなもち肌、プルンプルンした瑞々しい肌、透明感あふれる肌、どれをとっても良いなあ~と女性なら思いますよね。

 


でもですよ、現在の自分の肌が美しいと思っていない方でも、生まれた時には赤ちゃん肌だったんですからね。

 

しかし、歳を取るたびに肌は老いて行き、また一つ歳を取って肌が老いてきて、今の肌が有るんですよね。

 


身体に何のトラブルも起きていない若い時と言うのは、無理しがちです。

 

お腹が空いたら食べる!身体にとって良い悪いを考えずに、美味しそうの想いで食べ、美味しかったからまた食べるを繰り返してきたので今の自分の身体があり、肌があると言うことなのです。

 


もう一度赤ちゃんの話をしますとですね、生まれたばかりの赤ちゃんの腸に生息する菌の占める割合は、善玉菌が99%以上にも上るのです。

 

つまり、赤ちゃんも次第に大きくなっていくと同時に善玉菌が減少し始めて行き、悪玉菌は逆に増えてくるのです。

 

そして、その悪玉菌によって肌トラブルが生じて来ているのです。

肌トラブルが起こらない場合でも、生まれた時のような肌は消えてしまっているのです。


それでは、どうすれば赤ちゃん肌を取り戻すことができるのでしょう?

 

赤ちゃん肌に近づけるためにはどうすれば良いのでしょう?

 

 

そうです。

 

腸に生息する善玉菌を増やしてあげることで悪玉菌は悪さをしなくなりますから、肌は赤ちゃん時代を取り戻す可能性があります。

 

赤ちゃんと同等の肌になれないまでも、同年代の方以上の肌になると思ってもいいでしょう。

 

 

 

腸に生息する細菌

腸に生息する細菌には、善玉菌や悪玉菌、日和見菌の3種類に分けられます。

 


善玉菌は身体によい働きをする菌になり、悪玉菌は悪い影響を及ぼす菌になり、日和見菌はどっちつかずの菌ですが、数の多い細菌の見方をしますから、悪玉菌が多い場合には悪さに加担してしまうので影響は大きなものになります。

 

悪玉菌の身体や肌への影響は次のようなものです。

 

 

 

悪玉菌の影響

 

腸内に悪玉菌が増えると、食べたもののタンパク質やアミノ酸によってアンモニア硫化水素と言った有害物質が作り出されます。

 

そして、次のような状況が起きてきます。

 


・排泄物やおならの臭いが酷くなる

 

悪玉菌によって作られた有害物質はアンモニア硫化水素ですから、悪臭そのものが便やおならと共に外部に排出されますので、臭いは甚だしいものとなります。

 


・お腹に張りが出たり、腹痛が起きやすくなる

 

作られた有害物質は腸の活動をも低下させますので、便やおならが腸内に滞りやすくなりますから、お腹に張りが現れたり、腹痛が起きることがあります。

 


・肌トラブルが起きたり、体臭や口臭が酷くなる

 

悪玉菌によって作られた有害物質は腸壁から吸収されて行き、血液に溶け込んで行きます。

 

そして全身を駆け巡って行き、皮膚に運ばれた時には肌にダメージを与えることになりますから、肌荒れや吹き出物と言った肌トラブルが生じてきます。

 

肌トラブルが起きない時でも、体臭が酷くなることもあります。

 

また、有害物質が肺に届いた場合には呼吸をするたびに有害物質が吐かれますから、口臭が臭いと言うことになります。

 


・倦怠感や疲労感が取れなくなる

 

悪玉菌によって作られた有害物質は、免疫力にも影響を及ぼします。

 

免疫細胞の7割ほどが腸に集中していますので、有害物質が腸に留まっているようなことがあると、自ずと免疫力の低下が現れることになりますから、倦怠感や疲労感に苛まれることになります。

 

 

このようになることから腸の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすことが肌に取っても重要となるのです。

 


そこに影響してくるのが腸内環境なのです。

 

ですから、腸内環境を良くすれば善玉菌は増えて来ますし、悪くなれば悪玉菌が増えて来ると言うことになるのです。

 

 

 

腸内環境が悪くなる原因

腸内環境を悪くする原因は、次のようなことになります。

 

・肉を食べることが多い

 

・ジャンクフードをよく食べている

 

・野菜を食べない

 

・お菓子類をよく食べる

 

・外食が多い

 

・朝食を食べない

 

・運動をしない

 


このような生活を繰り返すことは腸内環境を悪くしますので、腸内の悪玉菌は増えやすい状況と言えるでしょう。

 

 

 

腸内環境の改善

腸内環境を整え、改善するには上記のような生活習慣、食生活を改める必要があります。

 

肉類のタンパク質やアミノ酸は悪玉菌のエサになりますから悪玉菌を増やすことになります。

 

つまり野菜類や海藻類を多く摂るようにすると、含まれる食物繊維が善玉菌のエサになり、善玉菌は増殖していくことになりますから腸内環境は良くなると言うことになるのです。


それでは善玉菌を増やすためには、どうすれば良いのでしょう?

 

 

 

善玉菌の増やし方

腸内の善玉菌には乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌などがあります。

 

乳酸菌はヨーグルトや乳製品、ぬか漬けなどに含まれていますから、このようなものを摂取することで腸内の善玉菌を増やすことができます。

 

また、ビフィズス菌オリゴ糖を摂ることで増やすことができます。なぜならビフィズス菌のエサになるのがオリゴ糖なのです。

 

納豆菌はイネの藁に付着しており、藁で包んで作られた納豆にはたくさんの納豆菌が生息していることになりますから、納豆を食べることで体内の取り入れることができます。

もちろん納豆は納豆菌で作りますから、藁を用いて作られていない納豆でも納豆菌は生息していると言うことになります。

 


このようにして善玉菌を増やすことができれば、腸内環境は整っていくと言うことになります。

 


それでも、ストレスの多い生活や運動不足、睡眠不足が続いた時には悪玉菌が増えて来ます。

言い換えれば、善玉菌を増やすことに躍起になっても、上記のような悪玉菌の増える原因を解消していかなければ、腸内環境は良くならないと言うことなのです。

 

そして、肌は赤ちゃん肌には遠い状態のまま、老いていくと言うことになるのです。

 


このようなことから赤ちゃん肌を望むのであるなら、腸内の善玉菌を増やして上げること!悪玉菌を減らしてあげること!が重要になるのです。

 

赤ちゃん肌になれないまでも、同年代の方よりも若々しい肌になると共に、肌トラブルの現れない肌に近づくことは間違いないと思うのです。

 

 

 

最後に

腸には免疫細胞の7割ほどが集まっていますから、悪玉菌が増えている状態では免疫力は低下して行きます。

 

免疫力が低下すれば、身体に発生する異常はもちろんのこと、女性の悩みの種になる肌トラブルも多発することになります。

 

ですから、善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌を増やすことができれば、自ずと悪玉菌は減少して行きますので綺麗な肌に近づくことになりますから、シミの無い、くすみの無い綺麗な赤ちゃん肌に向かうと言うことになるでしょう。