PMSに効果のある食物

女性は生理の始まる2週間程前になると、様々な心や体の不調が起こるPMS月経前症候群)で悩まれている方が多いと言われています。

PMSに効果のある食物を摂ることで、少しでも酷い症状を改善できたら、本人のみならずパートナーも少なからず安らぎを得られるでしょう。

<アボカド>
アボカドの栄養価は高く、オレイン酸リノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれておます。

更に老化防止に有効な各種ビタミン類、マグネシウム、ミネラルなどが含まれていますが、PMSに有効なカリウムも沢山含まれております。

カロリー的にはアボカドは187kcalあり、バナナは86kcalですから、約2倍ほどの差になります。

アボカドには先ほど記しました通り、カリウムが沢山含まれております。


このカリウムPMSの症状の1つである浮腫みの予防に効果があります。

また、筋肉の痙攣を防いでくれますし、利尿作用もあります。

アボカド以外にカリウムが含まれる食材には、ほうれん草やブロッコリー、柿などがありますから積極的に摂るように心掛けて下さい。

 

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 <イワシ>

イワシには、多くの方がご存知の脂肪酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が含まれています。

更に、イワシに含まれているビタミンDとカルシウムには、PMSの症状を軽減する効果があります。

また、含まれているオメガ3脂肪酸PMSの軽減、頭痛、乳房の圧痛、うつ病、神経過敏、集中力の欠如に効果があるので、積極的に摂取することをお勧めします。

<テーブルビート(ビーツ)>
テーブルビート(ビーツ)には、PMSの症状を軽減する効果があるビタミンB1ビタミンB2、更にビタミンB群の一種である葉酸も含まれております。

ビーツ・ビート::ロシア料理のボルシチに入っている真っ赤な野菜で、甘みと食感が特徴となっており、ビタミンB1とB2が100gあたり0.05mg含まれている。
また、カリウム460mg、葉酸110μgが含まれている

葉酸が少ないと精神的疲労や物忘れ、不眠を誘発することは良く知られております。

<パルス(豆類)>
ひよこ豆、レンズ豆、えんどう豆などのパルスには、非ヘム鉄が多く含まれており、PMS症状を低く抑える効果が認められています。

これはPMSの原因の1つに「貧血」があるので、非ヘム鉄の摂取は症状を抑えるのに有効と考えられています。

更にパルスは、安定したエネルギーを維持するための血糖値やインスリンレベルを調節するのに効果があると言われています。

<チョコレート>
マグネシウムが不足すると、PMSの症状の1つであるイライラが増大します。

ですから、生理前にイライラが生じる方はマグネシウムが含まれている緑黄色野菜や海藻を多く摂るようにします。

また、チョコレートにもマグネシウムが含まれていますから、生理前の間食にチョコレートを摂ることは、PMSのイライラを抑えるのに有効な方法なのです。