プラセンタ(胎盤)に含まれる成分で納得の美容効果!
世間では何かと話題に上るプラセンタ(胎盤)ですが、その多くは美容に関するものが殆んどのようです。
女性は美容への関心度が男性より極めて高いですから、自ずとプラセンタの美容効果が話題になる頻度が高くなっていきます。
プラセンタに含まれる成分の何が美容に影響を与えているのでしょう?
プラセンタ(胎盤)の成分
プラセンタは哺乳類の胎盤であり、母体と胎児を繋ぐ極めて重要な器官ということから、含まれる成分にも関心が高まって様々な研究がなされてきました。
胎盤には、タンパク質や脂質、多糖類、ビタミン、ミネラルなど、様々な成分が含まれておりますが、詳しくは下記の通りです。
● タンパク質
・人間の体を形成する重要な栄養素でアルブミンやグロブリンなどが確認されている。
● アミノ酸
・細胞をつくる原料となり、リジン、ロイシン、バリン、スレオニン、イソロイシン、グリシン、アラニン、アルギニンなど20種類のアミノ酸が含まれている。
● 脂質・脂肪酸
・身体の細胞を作る栄養素になると共にビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどの吸収を助ける。
● 糖質
・エネルギーの源になる栄養素で、グルコース、ガラクトース、ショ糖などがある。
● ビタミン類
・生理機能の調節と代謝を円滑にする働きがあり、ビタミンB1・B2・B6・B12、C、D、Eなどがある。
● ミネラル類
・人体の五大栄養素・タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの中の一つで、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄などがある。
● 酵素
・消化酵素と代謝酵素の2種類があり、アルカリホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、ヒアルロニターゼ、アデノシン三リン酸などが確認されている。
・・・そして、胎児の成長を促しているプラセンタ(胎盤)に含まれている成長因子が注目の的になっています。
精子と卵子が結合した受精卵は細胞分裂を繰り返し、10か月も経つと3キログラムほどに成長して出産の運びとなります。
この急速な細胞分裂に関わっているのが胎盤に含まれている各種の成長因子になります。
代表的成長因子
● 肝細胞増殖因子(HGF)
肝細胞の最も強力な増殖因子で、腎臓、脾臓、肺などの臓器でも産生され、器官の再生促進作用がある。
● 神経成長因子(NGF)
大脳皮質から発見されたタンパク質で、言語や学習などの機能形成を担う。
● 上皮細胞増殖因子(EGF)
上皮にある細胞の成長を活性化させる。
● 線維芽細胞増殖因子(FGF)
全身の結合組織に存在する線維芽細胞を増殖する成長因子です。
● インシュリン様成長因子(IGF)
細胞の増殖や分化に欠かせない成長因子で、軟骨や平滑筋細胞の増殖をを促す。
● 顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)
骨髄を刺激し、白血球の一種・好中球の増殖を促す因子です。
プラセンタ(胎盤)には様々な成長因子も含まれていますので・・・
● 美白効果
● しわ・たるみの改善
● 基礎代謝を高める
● ホルモンバランスの調整
● 痩身作用
● 自律神経の調整
● ストレス改善作用
・・・などの効果が期待できるでしょう。