ニキビに対処して美肌を復活!
朝、洗顔する時にニキビを見つけたことはありませんか?
「まだ若いんだ!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、早めに治して痕が出来ないようにしようと躍起になることと思います。
学生時代に悩まされたニキビ(思春期ニキビ)が、大人になってから再びニキビに悩まされる女性は意外に多く、50%程にもなります。
学生時代のニキビと大人になってからできるニキビ(大人ニキビ)の違いは何なのでしょう。
大人になってからのニキビは、痕が残りそうな感じがしますが、原因と対処法を知ることで綺麗な肌を維持できると思います。
ニキビの原因
ニキビには思春期ニキビと大人ニキビがあり、ニキビ自体がどなたにもできる事から、呼び名もニキビ、吹き出物、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)、面皰(めんぽう)、アクネなどとも呼ばれています。
思春期ニキビの特徴と原因
思春期はホルモンの分泌が盛んになりますが、過剰に分泌されることで、おでこや鼻(Tゾーン)の毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖しやすい環境が作られます。
大人ニキビの特徴と原因
大人ニキビは思春期を過ぎたあたりからフェイスライン(Uゾーン)に出始めますが、様々な原因(ホルモンバランスの乱れ、飲酒、喫煙、ストレス、不規則な食生活、間違ったスキンケアなど)が重なるとより顕著に現れてきます。
思春期ニキビの対処法
思春期ニキビはホルモンの過剰分泌により、毛穴が皮脂で詰まることが要因ですから、洗顔で余分な皮脂を洗い落とすことが重要です。
ゴシゴシ強く洗うと、ニキビの悪化を招きますから、十分泡立てて丁寧に優しい洗顔を心掛けるようにします。
大人ニキビの対処法
大人ニキビは、思春期ニキビと違って再発しやすいという特徴があります。
また、ニキビが治ったとしても痕が残りやすいことから、ニキビに神経質になる女性が非常に多いことが理解できます。
大人ニキビは痕が残りやすい理由としては、学生時代の若い頃に比べて、ターンオーバーが遅くなっていることです。
ニキビによって肌に炎症が起きた場合、ターンオーバーが遅いため、肌が生まれ変われずに炎症部分がシミとなって残る、痕が残るということになります。
● 大人ニキビの防止と改善
・大人ニキビができないようにするには、生活習慣を見直す必要があります。
食生活ではバランスの取れた栄養素の摂取を心掛け、アルコールや煙草を控えて睡眠を十分取るようにします。
また、ストレスを溜めないようにし、外出時には紫外線を浴びないようにすることも、大人ニキビができないようにするには必要なことなのです。
● ニキビを悪化させない
・大人ニキビを悪化させないためには刺激を与えないことも重要ですから、ニキビ部分に髪が触れないようにします。
● 炎症を抑える
・炎症を抑えるためには、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムが含まれる化粧水を使用すると良いでしょう。
● 洗顔をする
・洗顔はゴシゴシ洗わずに、ぬるま湯で優しく丁寧に汚れを洗い落とします。
● 保湿をする
・肌に潤いを与えるために、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まれる化粧水で十分な保湿をします。
浮腫んで鏡から溢れた顔を改善する?!
カーテンの隙間から射し込む朝の光に、「今日はいい予感!」
・・・と思って、覗き込んだ鏡に写っていた自分の顔が、やけに大きくなっていて唖然としたことはありませんか?
顔が鏡からはみ出していて驚いたことはありませんか?
どなたでも一度は経験することだと思いますが、「こんな顔で出かけたくない!」
そう思ってしまうのは、しょうがないでしょうね。
何が原因で顔が浮腫んだのかを知らないと、再び同じことがあるので、しっかり浮腫み対策の手を打っておく必要あるでしょう。
顔が浮腫む原因
アルコールの過剰摂取
アルコールの過剰摂取は血液中のアルコール濃度を高くして血管を拡張しますが、血液の流れを緩くしてしまい、運び出されるはずの水分が滞ってしまう事で、浮腫みが生じてしまいます。
塩分の過剰摂取
塩分は水分を溜める作用があり、過剰摂取した場合は特に水分が適切に排泄されず、体内に留まることで浮腫みが生じてきます。
水分の過剰摂取
水分の過剰摂取は塩分の過剰摂取と同様に、適切な水分の排泄が行われないで体内に滞った結果、浮腫みとなって現れてきます。
PMS(月経前症候群)による浮腫み
生理前になると女性ホルモンの分泌の影響で、浮腫みを生じる女性が多くなります。
浮腫みは、生活習慣から生じる場合と病気が原因の場合があります。
普段からアルコールや塩分、水分を過剰に摂りがちの方が、生活習慣を正しく改めても常に浮腫みが生じる場合は、何らかの病気が要因となっていることが考えられます。
浮腫みの原因となる病気
生活習慣からくるむくみでない場合や生理が終わっても浮腫みが治まらない場合は、腎臓や肝臓が何らかの病気に罹患しているとも考えられますから、早期に診察を受けるようにして下さい。
浮腫んだ顔への対処法
病気が原因でない場合のむくみは、水分が原因ですから次第に治まっていきます。
しかし出かける前に、浮腫みを目立たなくするには、
次のような方法をとると良いでしょう。
冷温パック
● リンパと血液の流れを改善して、浮腫みを解消するには冷温パックが効果的です。
・タオルを2枚用意し、温めたタオルと冷たいタオルを交互に顔に当てるだけです。
これだけで血管の収縮が活発になり、血流が改善されると共にリンパの流れもスムーズになって浮腫みが改善されます。
・タオルを温めるときには、電子レンジを使うと簡単です。
● 浮腫みの予防
むくみを予防するには、むくみの原因を取り除くようにします。
・塩分を摂り過ぎならないように薄味の食事にする。
・アルコールを飲み過ぎない。
・水分の排泄を促すカリウムの多い食物を摂る。
・身体を締め付ける衣類を着ない。
・睡眠を十分取る。
※ カリウムの多い食物
果物類:アボガド、バナナ、キウイなど
野菜類:パセリ、モロヘイヤ、ホウレンソウなど
海藻類:昆布、ワカメ、ヒジキなど
【肌ストレス】で起きる美容トラブル
現代の社会で生きている私たちは、社会環境は元より仕事関係やご近所との人間関係などから生じる様々なストレスに包まれて生活をしております。
精神的ストレスが溜まることで、うつ病をはじめとする精神疾患にさいなまれる方々も増加傾向にあるようです。
この精神的ストレスが「内的ストレス」として多くの病気を発症させていますが、かたや「外的ストレス」も「肌ストレス」となって肌へのトラブルを生じさせているのです。
内的ストレスは、表面上至って健康そうに見えるのですが、心の奥は九十九折り状態の場合が多いようです。
内的ストレスと外的ストレスは表裏一体ですから、内的ストレスが溜まらないようにすると、外的ストレスの「肌ストレス」も解消傾向になって行き、肌トラブルも改善されるでしょう。
肌ストレス
外的ストレスにもいろいろありますが、中心的なものとしては紫外線が挙げられるでしょう。
その他には、乾燥や肌に刺激を与えることも外的ストレスと言うことができます。
つまり、外的ストレスをそのまま「肌ストレス」と考えても構わないでしょう。
肌ストレスの原因
肌にストレスとしての影響を与えるものには、認識できるストレスと認識できない(判断できない)ストレスがあります
認識できる肌ストレスには、紫外線や乾燥、飲酒、喫煙、 花粉、大気汚染、運動不足、睡眠不足、食生活の偏りなどがあります。
また、認識できない肌ストレスには、防腐剤や 香料などがあります。
認識できる肌ストレスと肌トラブル
● 紫外線
・シミ、ソバカス
紫外線を過剰に浴びることによって活性酸素が肌に発生し、肌の色素細胞が活性化されてシミ、ソバカスが作られる。
● 乾燥や睡眠不足
・乾燥肌や肌荒れ
空気が乾燥し、角質層の保水能力が低下することで肌荒れが起こる。
● 飲酒
・乾燥肌や肌荒れ、シワ、クマ
アルコールの利尿作用によって水分が失われ、乾燥肌や肌荒れが起こる。
● 喫煙
・シワやシミ、くすみ
煙草に含まれるニコチンが、血管が収縮して酸素や栄養が行き届かなくなり、血管を老化させることでシワやシミ、くすみが起こる。
● 花粉
・花粉皮膚炎
花粉が飛散する時期に、皮膚のバリア機能が低下して顔の痒みや腫れなどの症状が起こってくる。
● 大気汚染
・シミやニキビ
紫外線が肌に照射される時と同様に、活性酸素が肌に発生してシミやニキビが起きてくる。
● 運動不足
・肌荒れやニキビ
運動不足は血流を悪くし、肌荒れやニキビなどの症状が起きてくる。
● 睡眠不足
・シワやシミ、くすみ
睡眠不足は肌のターンオーバーのリズムを乱し、シワやシミ、くすみが起きやすくなる。
● 食生活の偏り
・ニキビ
栄養を偏って摂ることになり、ニキビが起こりやすくなる。
認識できない肌ストレス
(化粧品などに含まれる)
● 防腐剤
・防腐剤が含まれていない化粧品を使用した場合、菌の繁殖によって肌への悪影響が防腐剤以上になることが考えられますので、「記載されている使用量」をキッチリ守って使うことが重要です。
● 香料
・化粧品に含まれる香料は、シミや色素沈着を起こすこともあるので、肌が敏感な方は「無香料」の商品を使用するようにします。
ストレスが肌に加わると、多種多様の肌トラブルが起きてきますから、肌がストレスを受けない生活を実践することは、美肌を作るためには必要な事なのです。