痛風の原因にストレスが関わっていた!

f:id:sukanena:20180731145745j:plain

 

男性の病気とばかり思われていた痛風ですが、最近では女性も患うことが多くなってきました。

 

痛風の原因はアルコールの飲み過ぎやプリン体の多い食物の摂取などが考えられてきましたが、最近ではストレスも関わっているとの報告も多数あります。

 

 

うつ病を始めとして様々な病気の原因となっているストレスですが、以外なことに痛風も一因になっていたのです。


仕事上のストレスや家庭内のストレス、御近所との付き合いでのストレスなど、行き先々でストレスを受ける機会が多くなり、体のあらゆる部位に異常を起こしてしまうのがストレスと言うことになります。

 

それではストレスを受けると、どうして痛風を患うことになるのでしょう?

 

今回は痛風とストレスの関係について記述したいと思います。

 

 

痛風

 

痛風を患うことになる原因としては、尿酸値の上昇があります。

 

一般的に尿酸は、尿や便などの排泄物と一緒に体内から除去されて行きますが、プリン体を多く摂り過ぎると処理しきれずに体内の残り、溜まってしまいます。

 

血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症となり、数年も高尿酸血症が続くと関節部に針状の尿酸塩結晶が溜まり、神経を刺激して激痛が走ることになります。

 

 

これが痛風のメカニズムになりますが、それではストレスがどこで痛風と関わっているのでしょう?

 


それでは、ストレスが溜まっていると感じた時には、どのようにしてストレスを解消しますか?

 

 

 

ストレスの解消法?

 

ストレス解消法は人によっていろいろな方法が取られています。

 

運動をしたり、カラオケボックスで大声で唄いまくる方もいらっしゃるでしょうし、自分の趣味に没頭することでストレスを発散させている方もおります。

 

しかし、手っ取り早く解消する方法としては、お酒を飲んで愚痴を言ったりすることではないでしょうか?

 

 

ストレスが溜まっている程、酒量は多くなって行きます。

それと共に頭をよぎるのが、「お酒を飲む時には食べ物もお腹に入れる!」と言う一文です。


そして、美味しいお酒と肴を交互にお腹に入れて行きます。


その結果、体はプリン体で十分に満たされ、尿酸値は高くなってしまいます。

 


この尿酸値が高い状態の高尿酸血症が続くと、先ほど記述したように尿酸塩結晶が溜まって痛風の症状が現れることになります。

 


この流れはストレスによって酒量が増え、プリン体が増えると言うことなのです。

 


ですが、ストレスはさらに精神を高揚させ、腎臓は尿酸を排泄でき難くしてしまい、尿酸は溜まり続けることになります。


つまり、お酒の飲み過ぎは腎機能を低下させ、尿毒症を患うだけでなく痛風も起こしてしまうのです。

 


このようなことから、尿酸値が高い場合は酒量を減らさなければなりませんし、プリン体が多く含まれる食物を控えるようにしなければいけません。

 

さらにストレスを解消しなければ、痛風を抑えることはできないのです。

 


因みに尿酸値は7.0mg/dlを超えないようにする必要がありますから、プリン体が多く含まれる酒の肴にも十分気を配るようにしなければなりません。

 

 

プリン体が多い酒の肴・食材

 

酒の肴には旨味成分の多い食品が多く、旨味成分=プリン体と考えられますから、お酒を飲みながらの旨い肴には、十分注意を要すると言うことになります。

 


また、鮭などには女性に嬉しい美白効果があると言われておりますが、100g当たり120mgのプリン体が含まれておりますから、過剰に摂り続けると痛風の危険が大きくなると言えるでしょう。

 

まとめ

 

痛風の原因となる食材は、毎日食べている殆どの物に含まれています。

 

旨味の多い食品ほどプリン体が多いと考えられますから、旨いと感じる食品・食材の摂取には十分注意をしなければ、男女を問わず痛風になる危険があると言うことなのです。