失声症は誰にでも起こる?!ストレスやショックが原因の病気!

 

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普通に暮らしている状態では、「声が出ない!」と言うことが起きることは無いと思いますが、時として声が出ない!話すことが出来ないと言うことが起きる場合があります。

 

どういうことで声が出ない、話すことが出来なくなってしまうのでしょう。

 

原因としては次の二つが挙げられるでしょう。

 

・強いストレスが発生している


・強いショックを受けている

 

このようなことが原因で声が出なくなることを失声症(しつせいしょう)と言い、女性に発症する言ことが多く、とりわけ女性ホルモンの分泌の著しい思春期、あるいは分泌の低下した更年期に起こることが多くなる傾向があるようです。

 

 

失声症失語症

 

失声症と似ている病気にに失語症(しつごしょう)と言うものがあり、この二つの病気が同じものと思われている方もおりますが、失語症は脳が傷つくことのより、話す、聞く、読む、と言った機能が損なってしまいますから、失声症が起こる原因とは基本的に違っていると言えるでしょう。

 

先ほど触れました失声症の原因をさらに詳しく記述したいと思いますが、失声症が思春期と更年期に起こる傾向があると言うことから、女性ホルモンが少なからず影響している可能性もあると言って良いでしょう。

 

 

失声症が起こるストレスとは?


・ストレスの感じ方は人それぞれですが、失声症に関して言えば、耐えられないほどの苦痛と言うストレスが続いたことで、失声症になってしまったと言うことになるでしょう。

 

・ですから例えば長期間に渡って嫌がらせを受けたり、虐待を受けた場合には失声症を起こしやすいと言えるでしょう。

 

 

失声症が起こるショックとは?


・ショックと言うものも、日々の暮らしの中でも比較的多くあるもので、大好きな家族や友達が亡くなってしまった時のショックは、言葉では言い表せないほどです。

 

・ご自分や身内の人が、かつて経験したことがない事故に巻き込まれてしまったり、家が火事などに見舞われてしまった時などでは、あまりにも大きいショックに、声が出なくなってしまったと言う話も聞きます。

 

 

失声症の治療

 

声が出なくなってしまった場合は、喉などの異常によって出ないことも考えられますから、耳鼻咽喉科、あるいは内科の診察を受けるようにしてください。

 

もし、耳鼻咽喉科や内科での検査で異常が認められなかった場合は、精神科や心療内科での診察になるでしょう。

ストレスやショックからの回復のため、カウンセリングを始め箱庭療法抗うつ薬の服用などの処置を取ることになりますが、声を出す訓練も行われるようになります。

 


軽い失声症の時は1週間前後で声がでるようになり、治療は終わるようですが、ストレスやショックが大き過ぎた場合では、症状の回復に1年を超えることもあるようです。

 

箱庭療法砂が入った箱の中に小さな玩具を自由に置かせ、患者の考えや内面を知ることで、適切に治療を行おうとする心理療法の一つ。

 

 

まとめ

 

失声症は、自分には発症しないと考える方が多いようですが、ストレス社会にンおいては小さなストレスが大きく膨らんでしまうこともありますし、経験したこともないようなショックが起こる可能性も、現代では起こる可能性を否定することは誰にもできません。

 

それだけ失声症は誰にでも発症する可能性のある病気と言えるでしょう。