足の指が痛い!靴のせい?病気のせい?
急いでいる時には注意力が散漫になってしまい、足をドアやテーブルの角にぶっつけてしまうことが多多あります。
ちなみに私は、寝坊した時などにベッドの角に小指をぶっつけることが多く、痛みに耐えながらベッドに倒れこんでしまい、眠気など一気に無くなくなってしまいます^^:
そんな粗忽者の私を横に置いといて、足をぶっつけた訳でもないのに、痛みが走ったり、なかなか痛みが取れないという方もいらっしゃいます。
知らない間に足にあおたん(青あざ)が出来ているのを見つけ、「そう言えば2~3日前にぶつけたんだ!」と、原因が分かって妙に納得する自分がいたりします。
顔などの人目にさらす部位が痛みを覚える時には、原因を躍起になって探すことが多いでしょうが、服などに隠れている部位の痛みなどは、放置する傾向にありますから、ある程度時間が経過した後に原因が分かったりします。
私は足の指をぶつけることが多いと記しましたが、ぶつけてもいないのに痛むことが多い女性も増えているようです。
足の指が痛い!?
女性の足の指が痛む原因
女性の足が痛む原因として真っ先に思い浮かべるのが外反母趾(がいはんぼし)ですが、それ以外では内反小趾(ないはんしょうし)、モートン病、骨折や脱臼、痛風なども考えられます。
● 外反拇趾
・足の親指が人差し指の方向に曲がってしまう病気で、長期間に渡って尖がった靴やハイヒールを履き続けたことで起こります。
・幅の広い靴に替えることで痛みは和らぎますが、痛みにより歩行が困難の場合は整形外科での治療が必要になってきます。
● 内反小趾
・外反母趾は足の親指に障害が起こりますが、内反小趾は足の小指に障害が発症します。
・先の尖がった靴やハイヒールを長期に渡って履き続けたことにより、小指が薬指の方に曲がってしまう病気になりますから、外反母趾の小指版と言う意味合いが強いと言えるでしょう。
・幅の広い靴に替えたりすることで小指の痛みは和らいできますが、歩行に支障を来たす場合は、整形外科で診察を受けるようにすべきでしょう。
● モートン病
・足の裏の前側部分に痛みや痺れがみられる病気で、サイズが合わない窮屈な靴を履くことで発症します。
・足への衝撃を吸収する靴を履いたり、中敷きを替えるなどの対策も必要となります。
● 骨折や脱臼
・外部からの衝撃がない場合でも、骨に溜まった疲れによって疲労骨折が起こることがあります。
・足の小指の痛みが長引く場合は疲労骨折の疑いがありますから、整形外科を受診するようにします。
● 痛風
・足の親指に激痛が走ります。
・働き盛りの30代~50代の男性に発症することが多い疾患ですが、近年は女性も増加傾向にあります。
・尿酸値が高くなることが原因になりますから、プリン体が多い食品の摂取を控えるなどの対策を取るようにします。
・ストレス、肥満も痛風の原因になりますから、ストレス解消に努め、やけ食いをしないなどの肥満対策も必要になるでしょう。
・昼夜を問わず、親指に激痛が走った場合は痛風の可能性がありますから、早めに専門医あるいは、内科での診察を受けるようにしてください。
まとめ
足の指に痛みなどの症状が見られた場合は先の細い尖がった靴を履くのを控えるようにします。
それでも痛みが改善しない場合は、医療機関を受診してください。
なお、足の指と靴の接触が痛みの原因と考えられる場合は整形外科を、それ以外が痛みの原因と思われる時には内科を受診するようにしてください。