プラセンタの効果が上がる摂り方
アメリカセレブが発信源となったプラセンタですが、様々な効果が明らかになるに連れ、人気はうなぎ登りの状態になっているのは皆さんご存知の事と思います。
プラセンタの何がこれほど女性を惹きつけるか?・・・と言いますとアンチエイジング効果がすこぶる高いからに他なりません。
ですから、「より綺麗」を目指す方にとって、プラセンタは必須のアイテムというほどの人気になっています。
プラセンタの効果を感じるためには、どのような方法で体内に入れるのがベストなのでしょう?
プラセンタを体内に吸収させるためには、サプリメントタイプの経口摂取か、塗布するタイプか、医療機関で注射をするタイプに分けられるでしょう。
プラセンタを効果的に体内に吸収させるためにも、成分を知っておく必要があります。
プラセンタの成分って何?
まず、プラセンタは動物の胎盤という事を認識しておいて下さい。
プラセンタの持っている有効成分としては、栄養の観点から見た栄養成分、細胞増殖の観点から見た成長因子の二つに分けられるでしょう。
プラセンタの栄養成分
プラセンタ・胎盤には胎児を成長させるための様々な栄養がバランスよく含まれています。
野生の動物は、出産後に自分の胎盤を食べて体力の回復を図ることは知られています。
これは体力を早急に回復しなければ、他の肉食獣のエサになってしまう可能性がありますから当然のことなのですが、胎盤に栄養素が詰まっている事は本能的に理解していたのでしょう。
プラセンタには、10種類以上のアミノ酸、タンパク質、糖質、ビタミン類、核酸などの成分が豊富に含まれており、胎児の身体を作る重要な役割を果たしていたという事になります。
プラセンタの成長因子
プラセンタに含まれる成長因子が上皮細胞組織、神経細胞、肝細胞、繊維芽細胞、免疫細胞などに増殖を促し、新陳代謝が高まることで美肌やアンチエイジング効果も高まっていきます。
成長因子には、HGF(肝細胞増殖因子)、NGF(神経細胞増殖因子)、EGF(上皮細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)、IGF(インシュリン様成長因子)、CSF(コロニー形成刺激因子)などがあり、因子同士が補いながら細胞に刺激を与えていきます。
プラセンタの摂取方法
プラセンタの摂取方法によっては、効果の違いに大きな開きが出てきますから、ご自分に合った方法で取り入れるようにして下さい。
プラセンタの経口摂取
プラセンタの経口摂取は最も手軽で、サプリメントやドリンクから摂ることになります。
しかし、サプリメントやドリンクは栄養補助食品の領域を抜け出すことはできないため、効果の点から言えば期待感はかなり少なくなります。
効果が有ったという方がいれば、無かったという方もいらっしゃいますから、あとはご自身の判断でサプリメントやドリンクを利用して下さい。
プラセンタの塗布
美容液などにプラセンタは配合されておりますが、種類も水っぽいものからクリーム状、ジェル状のものまで様々な種類がありますから、ご自分で使用感をいろいろ試されると良いでしょう。
プラセンタの注射
プラセンタの効果を最も感じるのが注射による摂取になり、更年期障害などの治療目的の場合は保険は適用されますが、美容目的の場合は保険適用外となります。
プラセンタ注射は医療機関に行うことになりますから、時間を都合できない方はサプリメントなどからの経口摂取になります。
注射には皮下注射と筋肉注射、ツボ注射があります。
・皮下注射
注入プラセンタ量は少ないが、穏やかに効いて料金が安い。
・筋肉注射
針を刺す時は痛いが、効き目が早く現れる。
・ツボ注射
高い美容効果を求める顔面への注射で、料金が高い。
手軽な経口摂取が多くなると思いますから、その時はサプリメントにしても、ドリンクにしてもプラセンタ含有量が多い製品(プラセンタエキス純末が100mg以上)を選ぶようにして下さい。