膀胱炎は治りやすいが再発を繰り返す女性も多い!
オシッコから戻って来て、物の5分も経たない内に、またオシッコをしたくなることが女性ならあると思います。
5分そこらで膀胱がいっぱいになる訳がありませんから、そんな時には「膀胱炎になった!」と思った方が良いのでしょうね。
膀胱炎は「頻尿になる」と言われておりますが、膀胱にオシッコガ残っている「残尿感」から、トイレに向かわせていると言うことになるでしょう。
膀胱炎になると、オシッコの前後に痛みを感じるようですが、痛みより常に付きまとう残尿感は実に不快極まりないと言うのが私の感想です。
何度トイレに向かっても、出るオシッコの量はチョッピリですから、「早く治って!」と、祈りたくなってしまいます。
膀胱炎
膀胱炎は希に男性も患うようですが、殆どを女性が占めているとのことです。
女性に膀胱炎が多い理由は、尿道の長さが男性よりも短いことによりますから、それだけ細菌の侵入が容易と言うことになります。
女性の尿道の長さが4cm前後、男性は16cmほどになりますから、単純に尿道の長さから比較すると、女性は男性の4倍は膀胱炎になりやすと言っても良いでしょう。
膀胱炎の症状
膀胱炎の症状として、先ほど頻尿と痛み、残尿感があると記しましたが、その他にも次のような症状があります。
・白く濁ったオシッコが出る(尿混濁)
・血の混じった赤いオシッコが出る(血尿)
・臭うオシッコが出る(尿臭)
・下腹部に痛み、張りが出る。
膀胱炎の予防
女性は尿道が短いですから、細菌が入りやすくなります。
つまり、常に細菌が尿道から侵入する状況にあると言うことになりますから、細菌が入ったとしても、早くオシッコと共に出してしまえば膀胱炎になる可能性が低くなります。
と言うことから、膀胱炎を予防する方法としては次のようなことを日々実践するようにしてください。
● 水分を多く摂る
・水分を摂る機会を増やし、オシッコの回数を増やすして尿道に侵入した細菌を排出する。
● オシッコを我慢しない
・オシッコを我慢すると侵入した細菌が膀胱まで到着し、膀胱炎を発症してしまうので、オシッコは我慢しない。
● ウンチを出した後の拭き方に気を付ける
・ウンチを出した後には細菌が肛門周辺に着いていることが多いので、尿道口に細菌が触れないよう、肛門は前から後ろへ向かって拭くようにします。
● 細菌に抵抗できる体力を付ける
・体力が落ちると細菌に対する抵抗力、免疫力が弱くなり、膀胱炎を発症しやすくなりますから、疲れたら疲れを取り、睡眠不足に気を付け、ストレスを受けたら発散するようにし、細菌に抵抗できる体力を付けましょう。
膀胱炎を発症した時の対処
膀胱炎は女性が罹りやすい病気ではありますが恐ろしい病気ではなく、泌尿器科を受診した際に頂く抗生物質を数日服用すれば、膀胱炎の症状である頻尿、残尿感などは消えてしまいますから、1週間でほぼ全快の運びとなるでしょう。
これまで膀胱炎を罹ったことがある方や現在膀胱炎を発症している方は、次のような飲食物は膀胱炎を悪化させたり、罹りやすくする可能性も捨てきれませんので、避けた方が賢明と言えるでしょう。
避けた方が良い飲食物
● 刺激の強い食物類
・唐辛子やワサビ、辛子など
● カフェインが含まれる飲み物類
・コーヒーや紅茶、緑茶など
● 発酵食品類
・味噌や醤油など
● アルコール類
・ビールや日本酒、ワインなど
● 柑橘系果物
・レモンやグレープフルーツ、みかんなど
まとめ
膀胱炎は女性の罹る病気としては一般的なものですが、それ故重要視されない傾向にあります。
抗生物質を服用すれば早期に治る膀胱炎なのですが、対処の悪さから完治まで時間が掛かったり、再発を繰り返す方が多いようですから、まず膀胱炎に罹らないように、上記の膀胱炎の予防を実践するようにしてください。
ピリッと痛い口内炎の原因と対処法
朝食の味噌汁を口に含んだ途端、ピリッとした痛みが走ることがあります。
鏡で口の中を見ると、赤い斑点が出来ていることが多いと思います。
このような時には食事の途中で箸を置き、歯磨きをしようと歯ブラシを口に入れても痛み、丁寧に磨けず軽く済ませることも多くなってしまいます。
この口の中に起きた炎症は口内炎の一つ、アフタ性口内炎と呼ばれるものと思われます。
口内炎
口内炎は口の中や舌の粘膜に炎症が起こることを言いますが、最も多いのがアフタ性口内炎になります。その他にはカタル性口内炎、潰瘍性口内炎などもありますが、子供に罹りやすい口内炎はカタル性口内炎とアフタ性口内炎になります。
口内炎は誰にでも起きたことがあるでしょうから、今後起きないようにするためにはどうしたらいいのか?原因等を含めて以下に記述したいと思います。
口内炎の原因と予防
口内炎は何度も繰り返す可能性がありますから、原因をしっかり把握して繰り返さないようにしてください。
● 免疫力の低下
▼免疫力が低下し、細菌の繁殖を抑えられない。
◎疲れが溜まっていたり、風邪気味などの時は免疫力が低下しますから、睡眠時間を十分確保して免疫力の低下を防ぎます。
● 偏食
▼偏食により鉄分、ビタミンB群が不足している。
◎バランスの取れた食事を心掛け、ビタミンB2,B6の含まれる食物を摂取する。
ビタミンB2が含まれる食物:豚、牛、鶏のレバー、干し椎茸、アーモンド、焼きのりなど。
ビタミンB6が含まれる食物:ピスタチオ、ニンニク、マグロ、カツオ、牛レバーなど。
● 口の中の傷
▼歯ブラシや食物などにより、粘膜が傷付き細菌が繁殖した。
◎強く歯ブラシを動かさない、魚を食べる時には粘膜を傷つけないよう骨に注意する。
● ストレス
▼ストレスも免疫力を低下させ、粘膜を弱くしている。
◎過労、睡眠不足もストレスの原因になりますから、ストレスは溜めない、発散するを心掛けるようにします。
● 唾液不足
▼唾液が不足し、粘膜が乾燥している。
◎粘膜が乾燥している唾液不足の時には、舌を動かす、水を飲む、ガムを噛むなどをします。
口内炎の対処法
口内炎になってしまった場合は、うがいをして口の中を清潔に保つようにし、うがいは食前、食後、就寝前などを含めて1日7~8回行うようにします。
また、歯磨きも毎食後と就寝前の1日4回は行い、口内環境を清潔にします。
歯磨きを強くし過ぎると炎症の治りを悪くしますし、新たに粘膜を傷つけて口内炎を起こしてしまう可能性もありますから、丁寧に優しくを心掛けて歯を磨くと、治りも早くなって行くでしょう。
まとめ
口内炎は比較的頻度の高い炎症と言えますから、食事の後のケアを十分行わないと、魚の小骨が粘膜を傷つけて口内炎を起こすことが多いですから、食事の後の歯磨きと共にうがいは、必ず実施した方が良いでしょう。
失声症は誰にでも起こる?!ストレスやショックが原因の病気!
普通に暮らしている状態では、「声が出ない!」と言うことが起きることは無いと思いますが、時として声が出ない!話すことが出来ないと言うことが起きる場合があります。
どういうことで声が出ない、話すことが出来なくなってしまうのでしょう。
原因としては次の二つが挙げられるでしょう。
・強いストレスが発生している
・強いショックを受けている
このようなことが原因で声が出なくなることを失声症(しつせいしょう)と言い、女性に発症する言ことが多く、とりわけ女性ホルモンの分泌の著しい思春期、あるいは分泌の低下した更年期に起こることが多くなる傾向があるようです。
失声症と失語症
失声症と似ている病気にに失語症(しつごしょう)と言うものがあり、この二つの病気が同じものと思われている方もおりますが、失語症は脳が傷つくことのより、話す、聞く、読む、と言った機能が損なってしまいますから、失声症が起こる原因とは基本的に違っていると言えるでしょう。
先ほど触れました失声症の原因をさらに詳しく記述したいと思いますが、失声症が思春期と更年期に起こる傾向があると言うことから、女性ホルモンが少なからず影響している可能性もあると言って良いでしょう。
失声症が起こるストレスとは?
・ストレスの感じ方は人それぞれですが、失声症に関して言えば、耐えられないほどの苦痛と言うストレスが続いたことで、失声症になってしまったと言うことになるでしょう。
・ですから例えば長期間に渡って嫌がらせを受けたり、虐待を受けた場合には失声症を起こしやすいと言えるでしょう。
失声症が起こるショックとは?
・ショックと言うものも、日々の暮らしの中でも比較的多くあるもので、大好きな家族や友達が亡くなってしまった時のショックは、言葉では言い表せないほどです。
・ご自分や身内の人が、かつて経験したことがない事故に巻き込まれてしまったり、家が火事などに見舞われてしまった時などでは、あまりにも大きいショックに、声が出なくなってしまったと言う話も聞きます。
失声症の治療
声が出なくなってしまった場合は、喉などの異常によって出ないことも考えられますから、耳鼻咽喉科、あるいは内科の診察を受けるようにしてください。
もし、耳鼻咽喉科や内科での検査で異常が認められなかった場合は、精神科や心療内科での診察になるでしょう。
ストレスやショックからの回復のため、カウンセリングを始め箱庭療法、抗うつ薬の服用などの処置を取ることになりますが、声を出す訓練も行われるようになります。
軽い失声症の時は1週間前後で声がでるようになり、治療は終わるようですが、ストレスやショックが大き過ぎた場合では、症状の回復に1年を超えることもあるようです。
箱庭療法:砂が入った箱の中に小さな玩具を自由に置かせ、患者の考えや内面を知ることで、適切に治療を行おうとする心理療法の一つ。
まとめ
失声症は、自分には発症しないと考える方が多いようですが、ストレス社会にンおいては小さなストレスが大きく膨らんでしまうこともありますし、経験したこともないようなショックが起こる可能性も、現代では起こる可能性を否定することは誰にもできません。
それだけ失声症は誰にでも発症する可能性のある病気と言えるでしょう。